ジュエリー、アクセサリーでも定番の、ホースシュー(馬蹄)モチーフ。
ホースシューのネックレスやピアスは、男性から女性へのプレゼントとしても何気なく人気ですね。
装身具だけでなく、ストラップにもなっています。
一方、「幸運」のお守りとしての意味合いもあります。
さらに、馬蹄の向きが上か下かによって、効果も変わるのはご存知でしょうか。
今回は、そんなホースシューモチーフの意味と、その3つの理由、向きの秘密について書いていきます。
目次
ホースシューモチーフが幸運とされる由来
- 幸運
- 幸運を受け止める
今やネックレス、ピアス、指輪、ブレスレットなど、アクセサリーでは定番のホースシュー(horse shoe)。
これは馬の蹄(ひづめ)につける「蹄鉄(ていてつ)」をモチーフにしたものですね。
何故、この馬蹄形が幸運を象徴すると言われているかについては、3つの由来があります。
一つ目の由来はイタリアの物語から。
ある村人が、権力者の馬の蹄鉄を修理したり貸したりして、収入を得たことから「幸運を招くアイテム」とされた説です。
ここから、昔のイタリアでは、民家に蹄鉄が飾られたともいわれました。
蹄鉄はU字型になっており、その形状から「幸運を受け止める」という意味があるとされています。
古代ヨーロッパでは、蹄鉄を幸運のお守りとされたことがあり、西欧の都市では家に古い蹄鉄を飾ったとも。
幸運とされているのは、蹄鉄を打ち付ける釘(クギ)の数が「外側に3つと内側に4つ」からきているとも言われています。
合計すると7つ、つまりラッキーセブンになるから、幸運をもたらす効果があるという説です。
ジュエリーでは、ホースシューのネックレスやピアスがありますが、宝石の数をよく見ると7つだったりしますよ。
特に、魔除けのアイテムである、アミュレットの7つ石とも相性が良さそうですね。
このように、馬は労働力としてだけではなく、稼ぎの種にもなったことから「幸運」と繋げられたのでしょうか。
馬蹄の向きによって効果も変わる?
基本的に上を向いているイメージがあるホースシューですが、下向き(逆さま)の物を見た人もいますよね。
その逆である下は幸運ではなく、ネガティブな意味になるのでは?と思うかもしれませんが、実は違います。
上か下かによって、効果は少し違うので列挙しました。
U字型を上として、Ω(オーム)型を下とします。
U字型のくぼみが、幸せを溜め込んで満たす
- 不運を落とす
- 厄をよせない、魔除け
ちなみに現在のヨーロッパでは、幸運のお守りとして車に蹄鉄やストラップを飾る人も稀にいます。
「馬は人を踏まない」といわれており、交通安全と兼ねてお守りにしているのですね。
馬蹄の意味と由来 まとめ
様々なデザインがあるアクセサリーでも、今回は馬蹄について紹介しました。
ホースシューモチーフの意味は、次の2つでしたね。
- 幸運
- 幸運を受け止める
そして、由来は次の3説でした。
- イタリアの村人のエピソード
- 古代ヨーロッパでのお守り
- 蹄鉄のクギの数が7だから
また、馬蹄の向きによって効果は少し変化します。
U字型のくぼみが、幸せを溜め込んで満たす
- 不運を落とす
- 厄をよせない、魔除け
これまでを見ると、幸運に関連することばかりですね。
「幸せになりたい!」という方にもおすすめのモチーフですし、仕事や勉強、事業でも新しい事を始めたい方にも効果的。
また、蹄鉄を新婚夫婦にプレゼントすると、その夫婦に幸せが降りるというまじないもあります。
それを応用して、新婦さんにホースシューネックレスを贈ってあげるのもいいかもしれませんね。
馬蹄モチーフのネックレスやピアスは、母の日ギフトや、クリスマスプレゼントにもおすすめです。
カップルだと、ペアになる馬蹄ネックレスをお互いに身に着けても楽しいですね。
また、メンズ向けのハワイアンジュエリーとしての男性用ホースシューネックレスも最近では販売されています。
普段使いのお洒落に使えますよ。