そうなんだ!5月の誕生石エメラルドと翡翠の違い

エメラルド ネックレス

ヒスイ(翡翠)とエメラルドは両方とも緑色の宝石で、見た目が良く似ているので間違えられやすいです。

色味や品質によってはプロでも見分けがつきにくいことも。

ですが、この2つの宝石は似ていますが、違います。

今回は、ヒスイとエメラルドの特徴、仲間についてご紹介させて頂きます。

エメラルドとはどんな宝石なの?

エメラルドの原石

ルビー・サファイアと一緒に三大宝石と言われるエメラルド。

どんな宝石なのか、特徴とその仲間、人工処理について紹介していきます。

エメラルドの特徴

エメラルドは他の宝石と比べて比較的硬めです。

モース硬度は7.5〜8で、最高ランクであるダイヤモンドが10ですから近いといえます。

しかし、内包物が多いので、傷つきやすくて割れやすい特徴があります。

かなり頑丈というわけではありません。

また、屈折率はさほど高くなく、派手に光るタイプの宝石ではないです。

派手すぎない分、大人っぽさのある感じともいえますね。

エメラルドの仲間

エメラルドは「ベリル」という鉱物で、このベリルの中で「緑色の発色」をしたのがエメラルドと呼ばれます。

アクアマリン、モルガナイトと同じ仲間です。

同じグリーン系統であっても鉄が含まれている場合は「グリーンベリル」と呼ばれるものになります。

実はグリーンベリルはエメラルドより色が薄く、言い換えると透明度があるということになります。

そのためキラキラ光る見た目に。

エメラルドには人工処理を施されることも

一般に出ているエメラルドは人工処理を施されたものが多いです。

オイルや樹脂を流し込む処理をされていることが多く、無処理の天然エメラルドはお値段も高価になります。

エメラルドの色味にこだわったお店では、加熱までの人工処理にしているところもあります。

本来の色味を表現するためですね。

ヒスイとはどんな宝石なの?

翡翠 ヒスイ

翡翠(ヒスイ)が和名であり、名前からして雅な雰囲気の宝石。エメラルドと非常によく似ていますが、違いがあります。

一体どんな宝石なのか、こちらも特徴とともに紹介させて頂きます。

ヒスイの特徴

ヒスイは別名:ジェダイトと言われます。

縄文時代からお守りに使われていたという歴史があります。

色はグリーン以外にも紫色、白色、黒色や青、赤色などがあります。

エメラルドと違い、「硬玉」と「軟玉」があり、日本で宝石とされるのは「硬玉」だけです。

硬玉は日本でも掘り起こされますが、ロシアなど外国でも産出されます。

産地によって値段に差があり、最も価格、価値が高いのはエメラルドグリーンのヒスイです。

数あるヒスイの中でも高い透明度を持っています。

ヒスイは品質の良し悪しの判断が難しい

ヒスイはエメラルドとよく似ており、偽物を見分けるのがかなり難しいとされます。

という事は、そのヒスイ?の品質の良し悪しまで分かりにくいということになります。

プロによっては、最高級のヒスイとなれば、それとよく似た宝石も多いので見分けが困難と聞きます。

つまりヒスイを購入する場合、ご自身が信用できる業者さんから買うほうがいいでしょう。

エメラルドとヒスイはとにかくよく似ています

ヒスイはそれほど透明度が高くはありません。

そしてエメラルドは内包物が多く、あまり透明度が高くない・品質が良くないものはヒスイと非常に似ています。

他にもヒスイとよく似ている宝石は「グリーンガーネット・アベンチュリン・ネフライト」そして「クリソコラ・クリソプレーズ」などです。

似ているという事は、残念ながら偽物としても使われやすいということです。

特にアベンチュリンは「インド翡翠」という別名もついているので間違えやすいです。

ヒスイにこだわらないのであれば、あまり気にする必要もないかもしれませんね。

まとめ

5月の誕生石エメラルドと翡翠の違いを特徴とともにご紹介させて頂きました。

両者はよく似ていますが、内包物の多さ、透明度に違いがあります。

また、ヒスイは品質の良し悪しの判断が難しく、品質のあまり良くないエメラルドは翡翠に似ています。

エメラルド単体を購入する場合は、信頼できる業者さんで頼みましょう。

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