最近では、指輪の代わりにネックレスを婚約ジュエリーにしようと思う人が増えています。
指輪よりも普段使いに使いやすくて長く使えるので、婚約ネックレスは最近人気があります。
エンゲージネックレス、プロポーズネックレスとも呼ばれていますね。
普段使いのネックレスよりもグレードの高いダイヤモンドを使っているから輝きも綺麗で、シンプルなデザインというのも人気の秘訣。
今回は、そんな婚約ネックレスを選ぶポイントを5つ紹介します。
- 婚約ネックレスと婚約指輪のメリット・デメリット
- 婚約ネックレスの失敗しない選び方
- おすすめのダイヤモンドネックレス
目次
プロポーズで婚約ネックレスはアリか、なしか?
プロポーズで婚約指輪、というのは若い世代の間で「もう古い」と思う人も増えてきていますね。
インスタを見ると、彼からダイヤモンドネックレスをもらったという投稿も見かけられます。
ただ、彼女さんがリングじゃなくネックレスがいい!と明言する人は少ないかもしれません。
内心では「やっぱり婚約指輪で、ダイヤモンドの・・・」と思う女性も少なくないでしょう。
彼女さんが、ジュエリーにあまりこだわりがなさそうであれば、ネックレスにしてあげてもいい可能性は高いですね。
確認の隙がない、確認してないけど時間もないし、という方は指輪をおすすめします。
指輪をあげても「まぁ伝統的だし」と納得はされやすいので失敗はありません。
「婚約指輪は使う機会がないのにもったいない」
「指輪だと普段の仕事や生活に使いにくい」
などの言葉が、会話の中で出てきたら間違いなくネックレスが適切ですね。
大事なのは、彼女さんが指輪じゃなくてネックレスがいいような雰囲気を出してそうかがポイント。
どうしても個人の見分けどころによりますが、彼女さんが新しいものが好きそうであれば、ネックレスは新しいプロポーズになるだろうと思います。
婚約ネックレスにはどんなメリットとデメリットがあるの?
そして、婚約ネックレスにはどのようなメリットデメリットがあるのか。
衝動的に買うと後で後悔してしまう可能性もあるので、ここは押さえておきたいですね。
- 指輪が苦手でも身に着けられる
- 着けていく場所や服装も選ばないので、使い勝手がいい
- 将来的に指のサイズが変わってもネックレスなら問題なし
- 男性の場合、指のサイズを気にせずに買いやすい
- 会社で婚約指輪はダメでもネックレスなら許可されるかもしれない
- 指輪のほうが良かったかもと後悔するかもしれない
- 婚約者だということをアピールしづらい
- 女性にネックレスよりも指輪が良いと思われるかもしれない
- チェーンが切れる、絡まるリスク
婚約ネックレスの相場は?
婚約ネックレスの相場は、婚約指輪と同様に、20~40万円が一般的です。
プロポーズ記念であれば、プチダイヤモンドや、サファイアなどの誕生石がセットされたネックレスで3~10万円が相場ですね。
婚約ネックレスの失敗しない選び方
さて、指輪とはまた違う婚約ネックレスですが、どのように選んだらよいのか。
婚約記念品ですので、予算が許すのであれば、ふさわしい高評価のダイヤモンドが一般的ではあります。
でも、なるべく失敗しないように選びたい、そのために選び方を紹介します。
ダイヤモンドは4Cを見よう
Carat(キャラット) | 0.1ct | 0.2ct | 0.3ct | 0.5ct | 0.7ct | 0.8ct | 1.0ct |
ミリ数 | 約3mm | 約3.81mm | 約4.36mm | 約5.17mm | 約5.78mm | 約6.05mm | 約6.5mm |
グラム数 | 約0.02g | 約0.04g | 約0.06g | 約0.1g | 約0.14g | 約0.16g | 約0.2g |
Color | D・E・F | G・H・I・J | K・L・M | N~ | Z |
色 | 無色透明 | 無色 | わずかに黄色味を帯びる | 薄い黄色~高い黄色 | 高い黄色 |
Clarity | FL | IF | VVS1・VVS2 | VS1・VS2 | SI1・SI2 | I1・I2・I3 |
透明度 | 無傷 | ほぼ無傷・10倍ルーペでも内包物が見えにくい | 微小の欠陥・10倍ルーペで見える | 小さな欠陥・10倍ルーペで容易に見える | 多少の欠陥・肉眼で内包物を発見できる | 肉眼で内包物を発見できる |
Cut | 3Excellent | Excellent | VeryGood | Good | Fair | Poor |
完成度 | シンメトリー・プロポーション・ポリッシュが すべてエクセレントで美しい形、 理想的なプロポーションと仕上げ | 理想的なプロポーションに近い。 輝きを活かす | 一般的なプロポーション | 10倍ルーペで見ると偏りを発見できる | 肉眼でよく見るとやや偏りのあるプロポーション | 偏りが肉眼で見える プロポーション |
サファイアやルビー、エメラルドと他の宝石に比べて、ダイヤモンドは品質にランクがあります。
まず、カットはgood以下だと輝きが少しなまって見えます。
カラーについては、一覧表を見ると、Dほどとまでいかなくても、GHIJは無色でダイヤモンドらしい煌めきが期待できますね。
クラリティは、SI以上をおすすめします。
Iクラスでも十分透明感があるのですが、目がいい人だと内包物が肉眼で見えるかもしれません。
それでも、直径4mm~5mmのダイヤモンドならなかなか目に見えにくいと思います。
つまり、カットはExcellent~VeryGood、カラーはH~J以上、クラリティはSI以上あたりだと、肉眼で内包物が見えないのでおすすめ。
婚約ネックレスのダイヤは、やっぱりそれなりのクオリティが欲しいので、上記のランクからオススメします。
ハートの模様とキューピッドの矢のような形をした、カット断面の形状。
カラットは0.5ct以上がおすすめ
ダイヤモンドの大きさは0.5カラット以上、抑えても0.3ctがおすすめ。
なぜなら、1カラットになると値段も飛躍的に上がり、安くても30万円台だという例も。
奮発して買いたい、やっぱり婚約というからには1カラットじゃないと気が済まない人ならまだしも、予算で考えると0.5カラットがベスト。
また、0.4ctや0.85ctなどのダイヤモンドもありますが、数が非常に少なく、質の選択はできないことが多いでしょう。
体型で選ぶ
ホワイトデーのお返し、クリスマスプレゼントでネックレスをプレゼントした経験がある人ならわかると思うのですが、彼女の体型も考慮しておきましょう。
チェーンの長さは全長40センチだと、ぽっちゃり体型の人では圧迫して見えます。
その場合は、全長45センチなどにして余裕を持たせましょう。
また、一粒ダイヤモンドの大きさも体型から考慮していきましょう。
婚約指輪だと0.3カラット前後が人気ですが、これは指とのバランスを考えているからです。
大きすぎず小さすぎないサイズなら、0.3ct前後になります。
一方、婚約ネックレスですと体全体との対比で小さく見えてしまいます。
小柄な体型なら0.3ct、トールサイズな体型であれば0.5ctのダイヤモンドがバランスよく見えますよ。
貴金属はプラチナに
プラチナは煌めきもさながら、変色しづらく丈夫です。
その性質からプラチナは「不変の愛」と連想させやすく、「永遠の輝き」と名高いダイヤモンドと相性がばっちり。
婚約指輪にもよく使われる金属だけあって、まさに婚約ネックレスにも最適。
中にはPt999(ほぼ純プラチナ)のジュエリーも販売されてはいますが、純度が高いほど柔らかく脆い傾向がありますね。
婚約ネックレスとしてはPt900までがちょうどいい強度になります。
箱も高級感のあるものをチョイス
豪華な婚約ネックレスを入れるので、箱のデザインにも目を配っておきましょう。
ボックスはなるべく大きめを選ぶことがポイント。
小さいと貧相な感じが出てしまい、実物の値段が高くても、どうしてもこじんまりと見えます。
カラーはブラウン、黒、レザー調の白、紺色あたりだとシックな感じがしますよ。
ベロア(スエード)調の箱もカッコよくて高級感を演出できますね。
婚約ネックレスにおすすめのアイテム【厳選】
ここまで婚約ネックレスの選び方を挙げました。
次は、冠婚葬祭にも使えるパールのネックレス・ピアスのセット、テニスネックレスなど一生もののジュエリーも紹介します。
シンプルなデザインが多く、長く使えるのがポイント。
身に着けるだけでエレガント。ミステリーセッティング
まずは、ミステリーセッティングタイプのダイヤモンドペンダントです。
合計5カラットで、一粒で0.5ctのダイヤネックレスとそん色ない輝きを魅せますよ。
年を重ねても問題なく使えるので、長く使えるジュエリーとして愛用できます。
シンプルな6本爪の一粒ダイヤモンドネックレス
大粒0.5カラットの、シンプルな一粒ダイヤモンドネックレスです。
爪が小さめな6本爪の台座が、石の輝きを最大限にきれいに演出。
4C評価はD/SI2/Excellent、専用スコープでハートアンドキューピット模様が覗けますよ。
高クオリティな花珠ネックレス
あこや真珠の最高品質である「花珠」を一連に繋げたネックレスです。
高クオリティの艶が、女性のデコルテをあっという間に華やかに仕立てます。
気品を感じさせながらも、女性らしい雰囲気を持つパールネックレス。
ピアスもセットですので、そのまま使えるだけでなく、長く使えるのもメリットですね。
心を込めたプレゼントで一生の思い出に
今回は婚約ネックレスの選び方を紹介し、最後におすすめの婚約ネックレスも挙げました。
最近では婚約ジュエリーにネックレスを使う男性が増えており、お嫁さんが喜ばれるのならチャレンジしてみてもいいですね。
そんな婚約ネックレスにもメリットとデメリットがありました。
「指輪のようにサイズを気にしなくていい」「婚約者アピールしづらい」など・・・。
また、ダイヤモンドのグレードは「Excellentカット、Hカラー以上、クラリティはSIクラス以上、カラットは0.3ctか0.5ct」がおすすめ。
チェーンはさびにくいプラチナにして本格派に。
ぜひ、最高の婚約ネックレスをプレゼントしてあげて下さいね。