パールの種類とは?よく見かける5タイプ【簡単に分かる】

真珠 パール 種類 メリット デメリット

コットンパールやプラスチックパール、アコヤ真珠、本格的なジュエリーになると南洋真珠とか見るけど種類を見たい。

そこで、パールの種類や強み弱み、それぞれの主な取り扱いブランドを挙げます!

この記事で書かれている事
  • 真珠パールの種類
  • それぞれのパールのメリットデメリット
  • 主な取り扱いブランド

天然パールの種類【よく見かける5つ】

まずは天然ものから、よく見かける真珠の種類を挙げます。

  1. 淡水真珠・淡水パール・湖水真珠
  2. アコヤ真珠
  3. 南洋真珠(白蝶真珠)
  4. タヒチ真珠(黒蝶真珠)
  5. マベパール(半形真珠)

突き詰めると他にも少しありますが、実店舗やネット通販からジュエリーの祭典までよく見かける種類をピックアップしました。

淡水真珠・淡水パール・湖水真珠

淡水真珠 パール
淡水真珠 パール
  • 主な産地 中国

天然物の中では比較的安価で、アクセサリーから宝飾品までよく見かける真珠です。

安いとされる主な理由は「大量生産できる」からで、池蝶(イケチョウ)貝から原珠を一度に複数採れます。

もちろん安くて大量生産だからといって、品質が悪いというわけではありません。

昔はおみやげパールなど、テリツヤもあまり良くない物が多かったのですが最近では養殖技術の向上もあり、照り・ツヤも良い真珠がありますよ。

淡水真珠は色も形も豊富で、ティファニーなどハイブランドでも使用されます。

初めてパールにチャレンジしたい人におすすめの真珠ですね。

メリット
  • カラー、大きさが豊富
  • 形も色々
  • 値段が安め
  • 汗水に強い
  • お試しで使いやすい
デメリット
  • テリツヤは控えめ
  • 他の真珠より重量が重い
主な取り扱いブランド

COUGUE、ティファニー、真珠の卸屋さん(ブランドというよりショップ)など

アコヤ真珠・和珠

あこや真珠 アコヤパール
あこや真珠 アコヤパール
  • 主な産地 三重県、愛媛県

比較的安価なものから、高価なものまで価格帯が幅広く、アコヤ貝から採れる真珠です。

結婚式や喪の時によく使われます。アコヤ真珠では最高品質を表す「花珠」や、「無調色」「巻きの厚さ」などグレードを細かく分けられます。

個体差がありますが、テリツヤは強くて綺麗なものが多いですね。

ちなみに淡水パールとあこや真珠の価格の差は、こういったクオリティを見られるところもありますが、大きな要因は「希少性」からきています。

天然もので数が少ないからか、さらに品質を細かく見られるようになったのでしょう。

色や形も天然ものなので種類豊富です。

メリット
  • 高級感がある
  • グレードが高く、価値の高い珠を選べる
  • ミルキーでしっとりした輝き
デメリット
  • 汗水に弱い
  • カラー、形のバリエーションは少ない
  • 10ミリ以上の珠が少ない
  • こまめな手入れが必要
主な取り扱いブランド

MIKIMOTO、TASAKI、MADAMAなど幅広い

7mmあこや真珠 ネックレス ゴールド メッキ
7mmあこや真珠 ネックレス ゴールド メッキ



7mmあこや真珠 ネックレス シルバー メッキ
7mmあこや真珠 ネックレス シルバー メッキ



パール ピアス アコヤ真珠 18金ゴールド k18 7mm珠
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パール ピアス アコヤ真珠 プラチナ900 7mm珠
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パール ピアス アコヤ真珠 k14wg 14金ホワイトゴールド 7mm珠
パール ピアス アコヤ真珠 k14wg 14金ホワイトゴールド 7mm珠

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南洋白蝶真珠・南洋珠

南洋真珠 イエロー系
南洋真珠
  • 主な産地 タヒチ、オーストラリア、フィリピン、ミャンマー

天然真珠の中では高価な真珠です。

南洋に生息する白蝶(シロチョウ)貝から採れるパールで、淡水やアコヤと比べて大きな粒が採れます。

色味がアコヤより強めで、クリーミーでしっとりとしたテリツヤが特徴ですね。

色はホワイト系・シルバー系・イエロー系・ゴールド系に分かれます。

南洋真珠とゴールデンパールとの違いは?

また、「ゴールデンパール」があるけど南洋真珠と違うのか?という疑問も見かけられます。

このゴールデンパールは、貝殻内側が金色に輝く「ゴールドリップ」と呼ばれる白蝶貝から採れます。

ゴールド系の南洋真珠なら全てゴールデンパールじゃないの?と思われるかもしれませんが、少し違います。

本当に色の濃いゴールドリップの白蝶貝は極めて少なく、全体の2~3%程度しか排出されないので、一際ゴールデンな色合いをしている個体のみが選び抜かれます。

南洋白蝶真珠は高級感があるので、高級な真珠が欲しい!と思う人におすすめします。

メリット
  • 高級感がある
  • 上品で重厚な煌めき
  • 価値が高い
  • 珠が大きい
デメリット
  • アコヤより手入れの必要性が低め(※要らないという事もないです)
  • グレードが高いものと低いもので差が大きい
  • 汗水に弱い
主な取り扱いブランド

清美堂真珠(世界的有名ブランドや百貨店などに卸売りしている業者)、GENERAL PEARL(ブランドというよりショップ)、KOSUI(主に百貨店に卸している業者)

タヒチ黒蝶真珠・黒真珠(ブラックパール)

  • 主な産地 タヒチ

白蝶真珠と同じく値段が高価で、南洋の黒蝶(クロチョウ)貝から採れます。

一般的に黒真珠・タヒチ真珠と呼ばれ、深く味わいのあるテリツヤが特徴ですね。

色はブラック系・グレー系・グリーン系・レッド系に分かれます。

形はサークルを巻いた真珠、ユニークなバロック型が多く見られます。

タヒチアンパールは特にフレンチポリネシアのタヒチ産が代表的です。

真珠を好きになったら一度は持ってみたい黒真珠といえばこのタヒチアンパールでしょう。

また、ハイブランドではカルティエが数量限定でタヒチアンパールを扱っていることもありますよ。

メリット

南洋真珠と同じ

デメリット

南洋真珠と同じ

主な取り扱いブランド

MIKIMOTO、TASAKI、MADAMAなど幅広い

マベパール(半形真珠)

マベパール
マベパール
  • 主な産地 熱帯、亜熱帯海域、奄美大島より南の琉球列島

マイナーですがマベ貝から採れる天然真珠で、虹色の鮮やかな干渉色・半円形が特徴です。

半円以外にも様々な形がありますが、ペンダントやピアスなら半円がよく見かけられます。

色は艶やかなオーロラカラー、ブルーカラーが主ですね。

価格はアコヤ真珠より安めで、平たい印象なので他の真珠とは違った存在感がありますよ。

特にゴールド系の枠と色の相性が良く、様々な服装に合います。

メリット
  • まろやかなテリ
  • ドロップ形やハート形など個性的
  • 比較的安価
  • 10〜30mmなど大きいサイズがある
デメリット
  • サイズが大きいほど生産が難しく、価格も高くなる
  • 商品数は淡水やアコヤと比べて少なめ
主な取り扱いブランド

TASAKI

他にもある!天然の真珠3種類

上に挙げた5種類の天然真珠の他にもパールはありますので、簡単に挙げました。

コンクパール

濃いピンク色をした真珠で、最上級になると特徴的な火焔(火炎/かえん)模様が見られます。

コンクパールとは、カリブ海に生息する「ピンク貝」から非常にまれに採取される真珠です。

現在では養殖は成功していますが、まだ流通に乗るまで至っていなく大変希少な真珠のため、価格も他の種類と比べて高いです。

ケシ真珠

従来では、芥子粒(けしつぶ)のような小さい真珠を指していましたが、現代では大きさに関係なく無核真珠を呼びます。

真珠の核となる物が砂粒など小さいので形が楕円形、小石のような形がほとんどです。

特に1mmほど小粒な真珠は砂ケシと呼ばれるものだったりします。

こういった小粒のケシパールを連ねたネックレスは繊細な煌めきを持ちます。

アワビ真珠

アワビ(鮑)の内部に形成される天然真珠で、アバロンパールやアワビパールなどと呼ばれます。

淡い色合いや鮮やかな色彩など、様々な色があるのがアワビ真珠の特徴です。

主な産地は日本、メキシコ、アメリカ、ニュージーランドで、産地によって色合いが変わります。

例えば日本やメキシコでは淡い色のものが多く、ややまろやかなブルーやグレーが特徴です。

アメリカ・ニュージーランドではビビットな色彩が特徴ですね。

気になった種類のパールを選ぼう

他にもアクセサリーによく使われる貝パール、プラスチックパールやコットンパールがあります。

今回は本格的な装飾品としてよく使われる種類の天然真珠、その他の天然真珠を挙げました。

ジュエリーショップからハイブランドまでよく見かけるパールばかりですので、気になったらお試しになってみて下さい。

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