古来より、永遠の輝き・宝石の王様と名高いダイヤモンド。
ダイヤモンドは、女性にとって永遠の憧れであり、その人気は止まることを知らない宝石ですよね。
ダイヤモンドには、力強く、持つ人を活気づける力がギュッと詰まっているのです。
今でも、ブライダルジュエリーには、「一粒ダイヤモンド」が使われている事が大半ですよね。
ジュエリーとして身に着けるのも良し、パワーストーンとして持っていくのも良しの嬉しい二面性を持つ宝石。
今回は、ダイヤモンドのパワーストーンとしての効果、ダイヤと組み合わせるのに相性の良い他の石について紹介します。
目次
ダイヤモンドの語源と由来
2000年以上前より、護符としても、ジュエリーが好きな女性の間で親しまれてきたダイヤモンド。
地球のマントル内で、ものすごく高圧縮された炭素が、結晶化された鉱物だというのは有名ですよね。
すごく硬いことから、古代ギリシャ人からは「adamas(征服することが不可能)」と呼ばれたこともあり、これが語源になったとされます。
このアダマスがのちにダイヤモンドと名付けられるのですね。
和名では「金剛石」とされます。
古代では、パワーストーン・護符としての役割があり、宇宙的な意識・身体の健康などの意味を持つ石として扱われました。
当時扱われた石の中では、とてつもない硬度と輝きから、古代ギリシャ人は「神々の涙」、古代ローマ人は「星のかけら」と信じたといわれます。
14世紀以降のヨーロッパの時代から現代に至るまで、ダイヤモンドのカット方法が進み、その輝きもさらに美しい物となりました。
今では、ジュエリーとしてもパワーストーンとしても有名・人気の宝石となります。
主な産地は、ボツワナ、ロシア、コンゴ民主共和国などです。
ダイヤモンドの意味とは
古代では「神々の涙」「星のかけら」とされたダイヤモンドですが、今では4月の誕生石としても有名ですね。
宝石言葉は次の4つが定番です。
- 純潔
- 清浄無垢
- 純愛
- 永遠の絆
また、「ダイヤモンドを贈る」という事にも、意味合いがあるのはご存知ですか?
永遠の絆の石言葉を持つダイヤモンドだから、そのダイヤモンドを贈る事は「永遠の絆を贈る」という意味合いにも繋がります。
婚約・結婚指輪にダイヤモンドを贈る意味
婚約指輪や結婚指輪といえばダイヤモンド、なぜダイヤモンドが定番なのかご存知でしょうか。
ダイヤモンドには永遠に輝く事から、「愛にあふれる家庭を築かせてくれる」と信じられます。
こういった意味から、ダイヤモンドのエンゲージリング(婚約指輪)やマリッジリング(結婚指輪)が選ばれるのですね。
石の持つ意味や宝石言葉を考えると、定番である理由が分かります。
二人の愛が永遠に続くように・・・という意味合いも込めて、ダイヤモンドの指輪を贈る習慣になったのでしょう。
知っている方は多いかと思われますが、結婚60年目を祝う「ダイヤモンド婚式」という祝い事があります。
「長寿」と「一族の繁栄」を意味しており、二人揃って迎えられることは幸福とされる式ですね。
この時にダイヤモンドジュエリーをギフトにしてみたり、夫婦の60年を振り返ってお祝いしてみてはいかがでしょうか。
パワーストーンとしての効果とは
そして、パワーストーンとしてのダイヤモンドの効果は以下の通りとなります。
1.精神力を高める・不屈の意志を授ける
身に着ける者に困難に立ち向かう力を授けるとされます。
また、精神的な苦痛を除去し、恐怖を軽減するともされる事から、精神を強めたい時におすすめ。
困難にぶつかり、くじけそう・萎縮した時に身に着けても良さそう。
受験勉強や学業・ビジネスで勝負したいときのお守りに・・・。
2.精神性や霊性を高める
精神のレベルを引き上げ、悟りを得る助けを施すとされます。
スピリチュアルな効果もあり、高次元からの情報をチャネリングしやすくなるといわれます。
霊性も高くなり、創造性を強化するともされます。
3.人間関係の絆を深める
自分の恋人、家族との絆を深めるとされます。
ダイヤモンドにはお守りとして使われた歴史もあり、邪気を祓い、恋人との関係を守るといわれます。
指輪・ピアス・ネックレス・ブレスレットにしても良いですね。
4.新しい人間関係を引き寄せる
ダイヤモンドは強力な波動を持ち、エネルギーを増幅させる強力な力があるとされます。
そのため、富や新しい人間関係を引き寄せる・・・と繋がります。
ただ、ポジティブ/ネガティブどちらのエネルギーも増幅させるため、心のもちようには気を付けて下さい。
ダイヤモンドのカットの形状でよくみられる「八面体」。
この八面体は「天」と「地」を表しています。
天と地のエネルギーを統合するベストな形にするには、この八面体がエネルギーを含有するとされます。
ちなみに、八面体のダイヤは不屈の精神力・強い意思をもたらす力と、困難を乗り越え、未来を切り開いていく力、そして揺るぎないカリスマ性を授けてくれるとされています。
さらに、「新たな人脈を築ける」「夫婦仲・友情を深める」「不変の愛」という対人関係での効用、「金運や財産運を呼び寄せる」という経済的な効用も含まれるとされますね。
ですので、八面体の原石こそ、ダイヤモンドがパワーストーンとして最も強いエネルギー(波動)を持つとされるのでしょう。
ダイヤモンドと相性のいいパワーストーン
ルビーやサファイア、オニキスや琥珀といったパワーストーンは、それぞれ固有の石言葉を持ちますよね。
これらも、相性の良いパワーストーンと組み合わせる事で相乗効果をもたらしてくれますよ。
相性のいいパワーストーン |
サファイア |
オパール |
ロードクロサイト |
ラピスラズリ |
エメラルド |
身に付けるだけで効果はあるのか?
身に着けるととたんに効果アップ!というよりも、お守りと考えた方がいいでしょう。
ネガティブな思考、またネガティブな環境に居ると、物事をネガティブに考えやすくなりますよね。
ですから、ポジティブな事を考えるようにする・あるいはポジティブな場に自身を置くなど行っていると、ご自身が輝いて見え、ダイヤも呼応してクリアな輝きがさらにキレイに見えそうですね。
普段から笑顔でいる、笑顔ではなくとも、生きがいを持ってイキイキと毎日を過ごしている人にはダイヤが輝いて見える効果があるという事かもしれませんね。
宇宙にはダイヤモンドで出来た星がある!?
フランスの天文学研究機関の論文によると、実はダイヤモンドでできた星があるというのを聞いたことがありませんか?
その星の表面は摂氏約2150度の高温に、公転速度も速く、この星での1年は18時間とされます。
人が住めるような環境ではありませんが、ロマンのある惑星です。
引用:www.sdgundamonline.jp
ダイヤモンドで出来た星(惑星)、その名前は「かに座55e」と呼ばれます。
その惑星は地球より大きく、地球の2倍程度の半径、質量は8倍とされます。
なんと少なくても質量の3分の1はダイヤモンドでできているとの事。
この惑星は地球から何光年も離れているため、現在では採りに行くことは不可能でしょう。
ダイヤモンドでできた星があるのなら、コランダムやガーネットでできた星もあるはず・・・と思いたいですね。
宇宙にダイヤモンドでできた星があるくらいですから、ダイヤのパワーは宝石の中でもピカイチなのかもしれません。
まとめ
天然のダイヤモンドは地層の中の炭素が元となり、ものすごい圧力で固められて発生します。
ダイヤモンドは鉱石の中でも、最も硬い硬度(モース硬度10)を誇ります。
そんなダイヤモンドが地下の奥深くから、地殻変動により、地上、あるいは地表近くまで押し上げられてきた石を人間が採集した頃が始まりですね。
地球のとてつもないエネルギーから生み出されるダイヤモンドは、必然的にスピリチュアルなパワーを持つのかもしれませんね。